巡りひとー神社巡り日記

@meguri_hitoの神社巡り日記ブログ版です。

江島神社について

こんにちは。        

神社めぐりが大好きな

ブログ管理人の@meguri_hitoです。

このブログでは主に私が巡った神社について書いていきます。

今回は江島神社についてです。

管理人と江島神社

初めて江島神社に行ったのは2018年、鎌倉から足を江ノ島まで伸ばしたときではないかと思います。このころはまだ辺津宮と弁財天あたりしか知らず「小さい神社なんだな」とおもっていましたが、後に調べてみると日本三大弁財天であることや中津宮・奥宮・岩屋があったりするのを知り、2021年に江ノ島を一周しました。

晴れていると遠くに富士山と海のコラボが見れたりします。

江ノ島自体は3時間あれば一周できるでしょう。ただ、途中誘惑が多いので(島の中に食事どころ等色々お店があります。)これらを無視してひたすら巡るもよし、途中休憩を挟んでのんびり巡るのもよし、となります。

江ノ島とは

神奈川県藤沢市にある古くからの景勝地であり、神奈川県指定史跡・名勝、日本百景の地であります。島自体がとても有名で、よくGW等の連休の観光地としてテレビで混雑ぶりを紹介されたりしていることが多いです。

江ノ島の言われは諸説ありますが、そのなかの一つ「江島縁起」では552年4月12日夜から23日の朝まで大地が震動し、天女が十五童子を従えて現れ江ノ島を作ったと言われています。天女伝説ですね。併せて、この「江島縁起」には龍のことも記載されています。5つの頭を持つ龍が悪行を重ねており、天女が龍を諭し悪行をやめさせた、という謂れです。

江島神社御朱印帳にも天女や龍の御朱印帳があり、江ノ島のシンボルの一つになっております。

島の中で有名な処としては、やはり江島神社になりますが、他にも不動明王が御本尊の江の島大師や島のシンボル・江ノ島シーキャンドル、水族館、サ厶エル・コッキング亭等色々あります。

また、海に面しているため漁業も盛んで、おすすめはしらすを使った料理です。しらすはとても新鮮で、この味に慣れてしまうと普通のしらすは中々食べづらくなります。江ノ島にあるお店はしらす丼や磯焼き等のお店が多いですね。

また、あさひ本店さんのしらすせんべいやたこせん等も有名。サ厶エル・コッキング亭の近くのロンカフェさんのフレンチトーストもオススメです。

江島神社について

日本3大弁財天として祀られる江島神社。(他の二社は安芸・広島の宮島、近江・滋賀の竹生島

御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男命(すさのおのみこと)と誓約したときに生まれた神、三姉妹の女神です。

・奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)

三女神は江島大神と呼ばれており、現在は江島弁財天として弁財天女とされています。ご利益は海の神・水の神のほか幸福・財宝を招き、芸道上達の功徳です。

江島神社はそれぞれ3つの宮から成り立っており、辺津宮中津宮・奥津宮とあります。それぞれの宮を見ていきましょう。

辺津宮

まず、入口はいって一番最初に見えるのが辺津宮です。

御祭神は田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)。源賣朝(みなもとのさねとも)が創建し、1675年に再建・1976年に大改修を経て現在の社殿となりました。島の3つの宮のなかでは一番下の位置にあることから「下之宮」とも呼ばれています。

同じ境内には、八角のお堂・奉安殿があります。こちらには八臂弁財天(はっぴべんざいてん)と妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)が安置されています。妙応弁財天は日本三大弁財天で有名な裸弁財天です。

社殿も新しく祭事などはこちらで行われることから中々の賑わいとなります。江島神社といえば、こちらの訪問で終わっている方も多いのでしょうか・・・?

中津宮

辺津宮を更にエスカーで上ると中津宮が見えてきます。

御祭神は市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)。853年に慈覚大師が創建。1689年に徳川5大将軍・徳川綱吉により権現造りに社殿が再建。現代の社殿は1996年に全面的に改修したときのものになります。元々は上之宮とよばれておりましたが、現在は中津宮となっています。

社殿の脇には水琴窟のある庭園が開園し、ここもみどころです。また、境内には石橙籠があり、江戸時代の庶民の神社への信仰の深さを伺えます。

奥津宮

中津宮よりしばらく歩く形になります。途中休憩をはさみたくなります。(管理人はこのときロンカフェさんのフレンチトーストを食べました。)

御祭神は多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)。三姉妹の一番上の神様で海の守り神。岩屋に一番近い奥津宮は昔は本宮と呼ばれ、岩屋本宮に海水が入る4月〜10月までの期間はこの奥津宮に岩屋の御本尊が置かれていた、と言われています。社殿は1841年に一度焼失した後1842年に再建されました。2011年に本殿が改修をされ、現在の社殿になりました。

拝殿天井に描かれているのは、どこから見ても、こちらを睨んでいるように見える「八方睨みの亀」。平成六年(1994年)に復元されたこちらの絵は藤沢市有形文化財指定されており、実物は社務所にて保管されています。

龍宮(わだつのみや)

奥津宮の隣には龍宮があります。

「江島縁起」にある五頭龍にちなんだのが龍宮です。入口も龍がおり、中々目をひきます。御祭神は龍王大神様。奥津宮の御祭神・多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)に一目惚れした龍ですからここに鎮座しているのかな?なんて思ったりします。

岩屋の上にあることからここは江島神社の最強パワースポットらしく(管理人は先日知ったばかり)、いつもここは賑やかで参拝する人の列ができているなー、と思ったら有名どころだったのですね。有名な占い師・木下レオンさんもここにきてから有名になったとか。確かに行ってみた時不思議な感じ(?)がしました。

岩屋

江島神社観光に外せないのが岩屋です。なぜかというと、ここは「江島神社発祥の地」だからです。古くは弘法大師日蓮上人も修行し、1182年源頼朝が奥州藤原秀衛征伐を祈願した場所としても知られております。

奥津宮を更に進むと、途中急な階段があり、海岸線にでます。この柱が見えたら岩屋はもうすこしです。

長い洞窟ですが、参拝順路等は整っていると思います。富士山の氷穴に通じている第一岩屋と龍神伝説発祥の地の第二岩屋があります。

また、五頭龍がここにいたことから洞窟内には龍のモニュメントがあり、来場者を怖がらせています。

そして、「江島神社発祥の地」というこの場所に来た時はとても感動しました。

江島神社御朱印

江島神社御朱印はなんと10通り。それぞれの宮の御朱印から八方睨の亀の御朱印蘇民将来、もちろん弁財天の御朱印もあります。(今回は9種類を掲載)

江島神社御朱印です。一番スタンダードな御朱印です。

弁財天の御朱印です。

辺津宮中津宮です。それぞれの特徴が出ています。

奥津宮と蘇民将来(そみんしょうらい)です。

蘇民将来とは、昔・疫病が流行ったときに蘇民将来のお守りをつけていた人は疫病から守られたことから災厄を払い疫病を防ぐ神として全国各地におります。

龍宮・八方睨みの亀の御朱印。両方ともモチーフ入りですね。

江島神社を巡って

このように、江島神社は見どころ満載です。しかも、この他にも江ノ島には散策出来るところがあり、1日いても楽しめます。なにより、弁財天のご利益にあやかりたいですね!

一周するのは早くて3時間は見たほうがよいでしょうが、1日かけて巡るのもありかなー、と思います。

今回もお読み頂きありがとうございました。