巡りひとー神社巡り日記

@meguri_hitoの神社巡り日記ブログ版です。

埼玉・秩父の神社巡り(2023年8月)

こんにちは。        

神社めぐりが大好きな

ブログ管理人の巡りひとです。

このブログでは主に私が巡った神社について書いていきます。

今回は埼玉県・秩父にある秩父鉄道秩父駅近辺の神社について記載します。

8月に三峯神社に巡ってきたことは記載しましたが、

その翌日に秩父鉄道秩父駅の近くにある二社について

まだ記載ができていなかったので記載しました。

今回巡ったのは秩父神社秩父今宮神社です。

秩父神社

秩父神社は埼玉県秩父市にある神社で、

秩父にある秩父三社(秩父神社宝登山神社三峯神社)の3社のうちの一社です。

その歴史は古く知知夫彦命ちちぶひこのみこと)が第十代崇神天皇の時代(西暦紀元前91年)に祖神をお祀りしたことに始まるとされており、武蔵国成立以前よりお祀りされていました。

878年(元慶2年)にはすでに創建されていましたが、社殿は戦国時代の末期に兵火によって一度消失しました。

その社殿を1592年(文禄元年)、徳川家康公が代官である成瀬吉右衛門に命じて再建させたものが現在まで残っている社殿になります。

社殿は権現作りとなっております。

ご祭神様は「八意思兼命(やごごろおもいかねのみこと)・知知夫彦命ちちぶひこのみこと)・

天之御中主(あめのみなかぬしのかみ)・秩父宮雍仁親王ちちぶのみややすひとしんのう)

の4神となります。

早速、秩父神社の境内を巡ってみましょう。

まずは通り沿いにある境内入口の一の宮を通ります。

すると、左手に手水舎が見えて手を清めたのち、本殿に向かいます。

本殿につきました。

本殿を一回りすると分かりますが、

方角ごとに彫刻が施されていて、どれもきれいです。

北辰の梟、お元気三猿、子宝・子育ての虎、と色々あります。

本殿の周りには、諏訪神社他・皇大神宮(あまてらすおおみかみ)・豊受大神宮(とようけだいじんぐう)と、伊勢神宮にいるご祭神がいらっしゃるではありませんか。

こちらにもきちんとご挨拶をいたします。

そして、秩父神社のすごいところは、天神地祇社(全国の一の宮の神社)を祀っているところです。

こちらにも毎回と言っていいほど必ずご挨拶をいたします。

全国の一の宮がいっぺんに参拝できるなんて凄い!、といつも思ってしまいます。

こうして、色々と巡ってみてから御朱印をいただきます。

秩父神社境内にコーヒーが飲める喫茶店やお土産どころもありますので、

そちらも見てみると楽しいですよ。

秩父 今宮神社

続いて巡ったのは、秩父今宮神社です。

こちらの神社の一番の魅力は、樹齢1000年超の御神木です。

こちらには圧巻されます。

そして、龍神様を祀っており、こちらの龍神様は八大龍王(はちだいりゅうおう)・

水を司る神様で、秩父霊場を開いた神様、と言われています。

龍神様が祀られるのには3つの条件があるらしく、

霊山がある事(秩父では武甲山)、岩洞・樹洞があること(今宮神社では大欅の樹洞)、湧き水のあるところ(今宮神社では龍神池で、男女の神様が祀られていることも条件)、の3つだそうです。

この条件がそろわないと、龍神様が祀られることが出来ないそうです。

ピッタリの条件は揃うのは中々難しいかもしれませんね。

御祭神様もたくさんおり、八大龍王神をはじめ、役尊神・聖観音神・伊邪那岐命伊邪那美命須佐之男命・八幡神・稲荷神・宮中八神大国主神市寸島比売命・稚霊日神・栲幡千々姫・菅原道真公、とびっくりするくらいいらっしゃいます。

よく御祭神様にも得意分野があるということを聞きますが、秩父今宮神社に来ればオールマイティーな感じがしますね!!

秩父今宮神社の御由緒ですが、

西暦100年前後に信州より秩父に移住した人々が武甲山の霊泉に「水神」を祀ったのが始まりで、後に有史時代になった時に伊邪那岐命伊邪那美命が祀られました。

西暦672年(天武天皇元年)になると、修験道の開祖「役行者(えんのぎょうしゃ)」の導きで秩父は発展を遂げ、後に八大龍王を合祀し、宮中八神と習合された「八大宮龍王」が祀られ、秩父修験の中心となました。

西暦825年(天長2年)には空海も訪れ、平安後期には熊野権現が勧請されました。

そののち1535年(天文4年)疫病がはやり疫病退散のため、京都の今宮神社から須佐之男命を勧請され、神社とお寺が混在していたこの地は「今宮坊」となり、神仏習合の一大霊場となりました。

1868年(明治元年)、神仏分離令によって修験道が廃止され、今宮坊も解体されました。そして現在は今宮神社・今宮観音堂・橋立観音堂と独立して管理されるようになったとのことです。

こうして御由緒を調べてみると、秩父今宮神社には長い歴史がありますね!!

では、秩父今宮神社の境内を巡ってみましょう。

まずは秩父今宮神社の入り口はこのような感じになっています。

入口入るとすぐに見えるのが龍上観音様。素敵なお姿です。

少し歩くと視界が開けるので、視界が開けた左側に大きな欅の木があります。

樹齢1000年とも言われている大きな欅です。

右手には手水舎があります。黄色いアヒルさんが印象的でした。

いつも設置されているのが、茅の輪です。

8月に茅の輪くぐり出来るところは中々ないので、これはきちんとくぐります。

くぐり抜けた後は、本殿にて参拝をし、御朱印を頂きました。

そののち、改めて大きな欅を見ます。いい気がいただけそうです。

また、この神社には湧き水があり、持ち帰り可能です。

今回は持ち帰りませんでしたが、持ち帰れるボトルも社務所で販売されていたりします。

気持ちゆっくりして、帰途につきました。

秩父の神社を巡って

今回は秩父駅近くの二社を記載しましたが、

秩父は色々な歴史があるので、ほかにも神社はあります。

もちろん、全国的に有名な霊場秩父札所34観音霊場)もありますし。

長い歴史の中で作られてきた神社が多く、巡ってみて落ち着く神社が多いです。

ぜひ皆さんも巡ってみてくださいね。

今回もお読みいただき誠にありがとうございました。